《断熱フィルムの魅力》断熱フィルムは結露の軽減にも効果あり
国家資格1級ガラスフィルム施工技能士
かながわフィルム寺島宗一
窓から始める快適な暖房・冷房!断熱フィルムの魅力
こんにちは、部屋が冷えてお困りの方へ、今回は「断熱フィルム」にフォーカスし、快適な居住空間を手に入れる方法について探ってみましょう。
断熱とは?
まず初めに、「断熱」の定義から確認しましょう。
断熱とは、外部からの気温の影響を和らげ、室内の温度を一定に保つことを指します。これにより、冷暖房効果を最大限に引き出し、エネルギーコストの節約にもつながります。
断熱フィルム(低放射フィルム)とは
窓ガラスや建物の窓に適用される特殊なフィルムで、主に遠赤外線を低減させるために使用されます。これは、遠赤外線は熱エネルギーを持ち、太陽光の中にも含まれています。低放射フィルムはこの遠赤外線を一部遮断することによって、建物内の温度を適切に調整し、快適な居住環境を提供します。
熱還流率とは
熱還流率(U値、U-factor)は、建築や建材において、熱の導熱性を表す指標の一つです。具体的には、建築物の外部と内部との間でどれだけ熱が伝わるかを示します。熱還流率は通常、ワット毎平方メートル・ケルビン(W/(m²·K))またはBTU/(hr·ft²·°F)で表されます。
この値が低いほど、建築物の外部から内部への熱の伝達が少なく、断熱性が高いとされます。逆に、値が高い場合は建物の断熱性が低く、外部からの熱が容易に伝わることを示します。
具体的には、窓ガラスやフレームからどれだけ熱が逃げるかを示します。数値が低いほど、窓からの熱の損失が少なく、優れた断熱性能を持っています。
ちなみに3mm厚の透明フロートガラスの熱貫流率「6.0W/(m²·K)」を基準として数値が低くなるほど断熱性能があります。
サンゲツクレアスエコリム70GF1206の熱還流率の数値は「4.5W/(m²·K)」となります。
断熱フィルムは結露の軽減にも効果あり
結露は、窓ガラスなどが冷えている際に、室内の湿気がその表面に凝結して水滴となる現象です。断熱フィルムが結露を軽減する主な理由は以下の通りです。
表面温度の向上:
断熱フィルムは、窓ガラスの表面温度を一定に保ち、冷えることを防ぎます。冷たいガラス表面に湿気が触れにくくなるため、結露の発生が抑制されます。
結露の原因である温度差の軽減:
室内外の温度差が大きい場合、窓ガラスの表面は冷えやすくなります。断熱フィルムが窓ガラスに適用されると、室内外の温度差が緩和され、結露の発生が減少します。
断熱フィルムのメリット
施工と取り外し:
断熱フィルムは、窓ガラスに貼り付けるだけで簡単に施工できます。必要がなくなった場合は剥離し原状回復が可能です。
熱を反射・吸収:
断熱フィルムは、夏は太陽光を反射し、冬は室内の熱を吸収します。これにより、室温を一定に保ち、冷暖房コストの削減に寄与します。
UVカット機能:
太陽光の有害な紫外線から家具や床を保護するUVカット機能も備えています。室内の家具やフローリングの劣化を防ぐのに一役買います。
快適な室内環境:
断熱フィルムの使用により、室内の温度差が緩和され、一年を通して快適な居住環境が実現します。冬は寒さから、夏は暑さから守ります。
飛散防止効果:
万が一ガラスへぶつかった際も破片が飛び散らないから、怪我を未然に防ぐことが出来ます。地震などの災害対策としても有効です。
窓からの熱の出入りをコントロールするために、断熱フィルムは手軽で効果的な選択肢です。家庭の窓に取り入れることで、快適な室内環境を手に入れ、エネルギーコストの削減にも寄与できます。ぜひ一度、断熱フィルムの導入を検討してみてくださいね。
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