防犯フィルムはDIYで貼れる?貼り方と失敗しない選び方
国家資格1級ガラスフィルム施工技能士
【かながわフィルム株式会社】
代表取締役 寺島宗一
防犯フィルムはDIYで貼れる?自分で貼る方法・必要な道具・失敗しやすいポイントを解説
「防犯フィルムは自分で貼れるの?」
「DIYで費用を抑えたい」
「でも失敗したくない…」
空き巣対策や窓の防犯性向上を考えたとき、まず気になるのが防犯フィルムではないでしょうか。
最近は通販でも購入しやすくなり、DIYで貼ってみたいと考える方も増えています。
たしかに、窓ガラスフィルムは自分で施工できるものもあります。
ですが、防犯フィルムは一般的な目隠しフィルムや飛散防止フィルムとは違い、厚みがあり、施工の難易度が高いフィルムです。
見た目だけなら貼れたように見えても、施工精度によっては本来期待した防犯性能が十分に発揮されないこともあります。
この記事では、防犯フィルムはDIYで貼れるのか、必要な道具、基本的な貼り方、失敗しやすいポイント、そしてプロ施工との違いまでわかりやすく解説します。
これから防犯フィルムを検討している方は、ぜひ参考にしてください!
防犯フィルムとは?普通の窓フィルムとの違い
防犯フィルムとは、窓ガラスに貼ることでガラス破りにかかる時間を伸ばし、侵入をあきらめさせることを目的とした厚手の窓ガラスフィルムです。
一般的な飛散防止フィルムは、地震や台風などでガラスが割れたときに破片の飛び散りを防ぐことが主な目的です。一方、防犯フィルムはそれに加えて、ガラスを簡単に貫通させない性能が求められます。そのため、通常のフィルムよりも厚く、素材や施工方法にも違いがあります。
また、防犯対策として検討される製品の中には、CPマーク対応品など、一定の防犯性能試験をクリアしたものもあります。防犯フィルムは「貼れば何でも同じ」ではなく、製品の性能と施工品質の両方が重要です。
防犯フィルムはDIYで貼れる?
結論から言うと、防犯フィルムをDIYで貼ること自体は可能です。実際に市販品を購入して自分で施工する方もいます。
ただし、ここで注意したいのが、貼れることと、防犯性能をしっかり発揮できることは別だという点です。
防犯フィルムは厚みがあるため、一般的な目隠しフィルムや薄手の飛散防止フィルムよりも扱いが難しく、施工中にズレやすかったり、圧着不足になったりしやすい傾向があります。特に大きな掃き出し窓や腰高窓では、一人で均一に施工するのはかなり大変です。
そのため、DIYがまったくダメというわけではありませんが、簡易的な対策として考えるのか、本格的な防犯対策として考えるのかで判断が変わってきます。
DIYで防犯フィルムを貼るときに必要な道具
防犯フィルムを貼る際には、最低限以下のような道具が必要です。
- 防犯フィルム本体
- 霧吹き
- 施工液または中性洗剤を薄めた水
- ゴムスキージー
- 硬いヘラ
- ロータリーカッター
- 定規
- ガラス清掃用のスクレーパー
- 養生用のタオル
- 養生用ビニール
一見するとDIYでも用意しやすい道具ばかりですが、実際は下地処理の精度や圧着のやり方によって仕上がりが大きく変わります。
とくに防犯フィルムは厚みがある分、空気や水が抜けにくく、薄いフィルム以上に施工技術が出やすいです。
防犯フィルムの基本的な貼り方
ここでは、DIYで防犯フィルムを貼る場合の一般的な流れを簡単に紹介します。
1. ガラスサイズに合わせてフィルムを準備する
貼る窓のサイズに合わせて、フィルムをカットします。実際のサイズより3~5mm小さく裁断しましょう。
2. ガラス面をしっかり清掃する
まずはガラス表面のホコリや汚れを丁寧に落とします。小さなゴミでも、施工後は浮き・気泡や異物として目立ちやすくなります。見た目以上にこの工程が重要です。
3. ガラス面とフィルムに施工液を吹きかける
位置調整しやすくするため、ガラス面とフィルムの粘着面に施工液をたっぷり吹きかけます。
4. フィルムを貼り付けて位置を合わせる
ズレが出ないように慎重に置き、全体の位置を整えます。ここで折れやシワが入ると修正しづらくなります。
5. スキージーで水と空気を抜く
中央から外側へ向かって圧着しながら、水分と空気を押し出します。この工程が甘いと、気泡・浮き・剥がれの原因になります。
6. 端部までしっかり圧着し仕上げる
端までしっかり圧着して完成です。
手順だけ見ると難しくなさそうに見えますが、実際にはここからが大変です。
防犯フィルムは厚みがあるため、きれいに貼る・均一に圧着する・端部を仕上げるのが思った以上に難しいです。
DIYで失敗しやすいポイント
防犯フィルムのDIYでよくある失敗には、いくつか共通点があります。
気泡やホコリが入る
もっとも多いのがこれです。施工環境や清掃不足が原因で、見た目が悪くなるだけでなく、端部の浮きにもつながります。
フィルムがズレる・シワになる
厚手の防犯フィルムは柔らかすぎず硬すぎず、扱いにコツが必要です。大きな窓ほどズレやすく、一度変な折れがつくときれいに戻せないこともあります。
圧着不足で性能が出にくい
見た目はそこそこ貼れていても、十分に圧着できていないと、本来の防犯性能を発揮しにくくなります。ここは薄手フィルムとの大きな違いです。
端部処理が甘く剥がれやすい
端の仕上げが甘いと、時間がたつにつれて浮きや剥がれが出やすくなります。せっかく貼っても耐久性が落ちてしまいます。
ガラスとの相性を考えず施工してしまう
窓ガラスの種類によっては、施工前に熱割れリスクの確認が必要なケースがあります。
DIYが向いているケース
防犯フィルムでも、DIYがまったく向かないわけではありません。たとえば、
- 小さめの窓に貼りたい
- まずは簡易的に対策したい
- 仕上がりに多少ムラがあっても気にしない
- コスト優先で試したい
こうしたケースなら、DIYを試してみる価値はあります。
ただし、ここでいうDIY向きは、あくまで「まずはやってみたい」「簡易的に始めたい」というレベルです。防犯性をしっかり求める用途とは少し意味合いが変わってきます。」
プロ施工が向いているケース
一方で、次のような場合はプロ施工のほうが安心です。
- 1階の掃き出し窓など、侵入リスクが高い場所
- 見た目もきれいに仕上げたい
- 難易度が高い大きな窓に施工したい
- CPマーク対応品など、性能を重視したい(←CPマーク説明記事へ)
- ガラスの種類や熱割れが心配
防犯フィルムは、「貼ってある」だけでは意味が薄く、正しく施工されてこそ価値が出る商品です。
本気で防犯を考えるなら、製品選びだけでなく施工品質にもこだわったほうが結果的に後悔しにくくなります。
DIYとプロ施工の違い
DIYとプロ施工の差は、単に仕上がりのきれいさだけではありません。
プロ施工では、施工前にガラスの種類、窓の大きさ、立地、日射条件などを確認し、窓に合ったフィルム選定を行います。
必要に応じて熱割れリスクの確認も行い、安全性を考えた提案ができます。
また、施工そのものも、下地処理・位置合わせ・圧着・端部処理まで慣れた手順で進むため、見た目の美しさだけでなく耐久性にも差が出やすくなります。
さらに、建築ガラスフィルム技能検定1級のような国家資格を持つ施工者が対応している業者であれば、技術面の安心感も大きいです。
防犯設備士などの資格者が在籍していれば、防犯の考え方も含めた提案が受けられます。
本気の防犯対策なら「DIYできるか」より「どう守るか」が大事
防犯フィルムを検討する方の多くは、「貼れるかどうか」以上に、本当は家をしっかり守りたいと考えているはずです。
その場合、重要なのはDIYで貼れるかどうかだけではありません。
窓の位置、建物の条件、周囲の環境に合わせて、どの製品を選ぶか、どのように施工するか、ほかの防犯対策とどう組み合わせるかまで考えることが大切です。
たとえば、窓だけでなく補助錠や面格子、防犯ガラスなども含めて考えることで、防犯性はより高まります。
防犯フィルムは有効な対策のひとつですが、“貼れば安心”ではなく、全体の防犯計画の中で活かすものです。
防犯フィルムはDIYもできるが、性能重視ならプロ施工がおすすめ
防犯フィルムはDIYで貼ることもできます。
小さな窓や簡易的な対策であれば、費用を抑えながら導入する方法として選択肢になります。
ただし、防犯フィルムは一般的な窓フィルムよりも厚みがあり、施工の難易度が高いのが特徴です。
見た目だけでなく、圧着や端部処理まで含めて施工品質が防犯性に関わるため、しっかり効果を求めるならプロ施工のほうが安心です。
特に、1階の窓や掃き出し窓など、防犯対策として本気で考えたい場所では、DIYよりも専門業者への相談がおすすめです。
窓の条件に合った製品選びと正しい施工によって、後悔のない防犯対策につながります。
防犯フィルムを検討中の方は、まずはご自宅の窓に合った方法を確認し、目的に合わせてDIYかプロ施工かを選んでみてください。
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