真空ガラスへのフィルム施工について
※日本板硝子様HP参照
こんにちは!
かながわフィルム佐藤です(^^)/
冬の寒さもピークに近づいているでしょうか。
部屋の冷え込みもひどく暖房費がかかりますね…(-_-;)
最近は透明断熱フィルムへのお問合せが多数占めております。
皆様、真空ガラスはご存じですか?
ガラスには様々な種類がございます。
1枚の単板ガラス
複層ガラス
Low-E複層ガラス
トリプルガラス
アルゴンガス入りLow-E複層ガラス
いくつもの種類やパターンがございます。
とりわけ断熱性能の高いガラスが真空ガラスです。
下記の表にそれぞれの熱還流率をまとめました。
6.0を基準として低い数値程、断熱性能を示しています。
単板ガラス |
FL3 |
6.0 |
複層ガラス | FL3+A6+FL3 | 3.4 |
Low-E複層ガラス | Low-E3+A6+FL3 | 2.5~2.7 |
AG入りLow-E複層ガラス | Low-E3+Ar6+FL3 | 2.1~2.3 |
真空ガラス | Low-E3+V0.2+FL3 | 1.0~1.4 |
ご覧いただきいかがでしょうか。
真空ガラスの熱還流率は1.0~1.4ととても低い数値です。
単板ガラスの熱還流率が6.0なので、6÷1.4=4.2
4.2倍も断熱性能が高いことになります。
ガラスの間にわずか0.2ミリの真空の層を設けることで、「伝導」と「対流」を真空層によって防ぎます。
寒冷地域などにはうってつけのガラスなんですね(^^)/
断熱フィルムご希望のお客様は単板ガラスのお客様が多くいらっしゃいます。
数値的に見てもどうしても部屋の冷えが防げないことがわかりますね…
真空ガラスはその高機能性ゆえに貼れるウインドウガラス選びに注意が必要です。
熱割れリスクが高く吸収率の高いフィルムは施工不可となります。
しかし、地震や災害などによる防災対策のため、飛散防止フィルムの施工はメリットがあります。
飛散防止フィルムであれば吸収率も低く施工可能な試算結果をなりますので、
災害対策・飛散防止対策をお考えであれば一度ご相談ください。
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まつエクサロン様にて印刷フィルム施工させて頂きました »