虫が集まる光をカットして虫が集まらない店舗作りへ!
飲食店、コンビニエンスストア、マンションのエントランス等、夜間に照明を入れる必要のある建物で悩まされている「虫」。
煩わしい虫を寄せ付けないため、様々な防虫グッズが利用されていますが、ウインドウフィルムもその手段の一つです。
防虫のニーズがある建物として、お客様が多く集まるコンビニやレストランなどの店舗。
道路に面した大窓に、蛾などがベタッと張り付いているところを見るのは、気持ちの良い光景ではありません。
また食品を扱う工場や倉庫などにも衛生面に非常に役立つフィルムになります。
なぜ明るいところに虫が集まるの?
夜間に窓に虫が集まるのは、多くの虫が『走光性』をもっているからです。走光性とは光に引き寄せられる習性のこと。
夜間は太陽光がありませんので、とくに建物の周りに明るい場所がない環境では、照明の光が漏れる窓ガラスに虫が集まってしまいます。
多くの建物では、窓ガラスに虫が集まるのを避けるため防虫対策を行っていますが、その対策の多くも、走光性を利用したものです。
たとえば、窓の近くに誘虫灯を設置して虫をおびき寄せ、電気ショックで捕虫する方法があります。
防虫フィルムは多くの昆虫が好む300nm~400nmの波長領域をカットすることで、屋内の照明の光を昆虫には見えない光に変え、その誘引を阻止します。
虫が好む波長をカットしているので夜間照明に寄って来る虫に効果的です。
しかしウインドウフィルムによる防虫は、すべての虫について有効なわけではないこと。
なぜなら、すべての虫が走光性を持っているわけではないからです。
具体的には、蛾やハエ、カメムシ、トビケラ、ユスリカ等には走光性があり、ウインドウフィルムによる防虫効果が期待できますが、ハチや蚊は走光性がないため、ほかの対策を講じる必要があるでしょう。
中川ケミカルの防虫フィルムSF-8000Gでは、フィルムに練りこまれている安全性の高い薬剤によって昼間や紫外線に反応しない虫にも効果的です。
JISの定める飛散防止に準拠しておりますのでガラス破損による二次災害防止に効果的です。
本製品は屋外対応品となっております
屋外対候性:3年程度
サンゲツクレアスの「ムシクリア」も薬剤が添加されており、走光虫以外の虫にも効果が発揮されます。
防虫対策フィルムは3M、サンゲツクレアス、ウィンコス等各種メーカーよりご提案できます。飛散防止効果に加え、遮熱効果のあるものまでお選びいただけます。詳しい性能、可能な防虫対策等についてのお問い合わせも受け付けておりますので、かながわフィルムまでお気軽にご連絡ください。