窓のカーテンがすぐ傷む・破れる原因は紫外線？
国家資格１級ガラスフィルム施工技能士
【かながわフィルム株式会社】
代表取締役 寺島宗一
― 生地が劣化する理由とUVカットフィルムによる対策 ―
「カーテンが思ったより早く色あせる」
「洗濯していないのに、生地がボロボロになって破れる」
このようなカーテンのトラブルは、窓から入る紫外線が原因であることが多いです。
✔ カーテンが傷みやすい理由
✔ 紫外線が与える影響
✔ 紫外線に弱いカーテン生地の素材
✔ 根本対策となるUVカットフィルム
✔ フィルム有無による劣化スピードの違い
を、窓ガラスフィルムの視点から分かりやすく解説します！
■ カーテンがすぐ傷んだり破れたりする主な理由
カーテンの劣化が早い主な原因は、次の3つです。
① 紫外線（UVA・UVB）の影響
紫外線は、繊維そのものを分解・劣化させる性質があります。
特に窓ガラスを通過する UVA は、室内のカーテンに毎日降り注いでいます。
② 日差しによる熱ダメージ
直射日光が当たる窓では、生地が高温になり、
繊維が乾燥・硬化 → もろくなる → 破れやすくなる
という悪循環が起こります。
③ 窓際という設置環境
カーテンは
✔ 紫外線
✔ 熱
✔ 結露・乾燥
を同時に受けるため、室内で最も過酷な環境にある布製品です。
■ 紫外線がカーテンに与える具体的な影響
紫外線はカーテンに以下のようなダメージを与えます。
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色あせ・変色
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生地が薄くなる
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繊維が切れやすくなる
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触ると粉っぽくなる
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少し引っ張るだけで破れる
これは「経年劣化」ではなく、
紫外線による光劣化と呼ばれる現象です。
■ 紫外線で特に傷みやすいカーテン生地の素材
● レースカーテン（ポリエステル・ナイロン）
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紫外線に非常に弱い
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数年で裂けることも
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窓に最も近いためダメージが集中
● 綿（コットン）
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天然素材のため紫外線に弱い
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色あせしやすく、生地がもろくなる
● 麻（リネン）
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通気性は良いが紫外線耐性は低い
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パリパリになり裂けやすい
● シルク
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紫外線に極端に弱い高級素材
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直射日光は厳禁
※厚手カーテンでも、窓側の裏面から劣化が進行する点が特徴です。
■ カーテン劣化の根本対策は「UVカットフィルム」
カーテンを守るために
✔ 厚手にする
✔ UVカットカーテンを選ぶ
という方法もありますが、紫外線そのものは室内に入り続けます。
そこでおすすめなのが、
窓ガラスにUVカットフィルムを貼る対策です。
UVカットフィルムの特徴
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紫外線（UVA・UVB）を99〜100％カット
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カーテンに紫外線が届く前に遮断
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透明なので景観を変えない
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一度貼れば24時間自動でUV対策
「紫外線を入れない」ことが、最も確実な劣化防止策です。
■ UVカットフィルムあり／なしの比較
| 項目 | フィルムなし | UVカットフィルムあり |
|---|---|---|
| 紫外線量 | 室内に侵入 | ほぼ遮断 |
| カーテンの色あせ | 早い | 大幅に軽減 |
| 生地の劣化 | 数年で破れる | 長期間維持 |
| 買い替え頻度 | 高い | 低い |
| 家具・床の日焼け | 起こる | 防止できる |
結果として、
カーテンの寿命が2〜3倍以上延びるケースも珍しくありません。
■ こんな方にUVカットフィルムはおすすめ
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カーテンがすぐ破れる
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レースカーテンを頻繁に交換している
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南向き・西向きの窓がある
-
高価なカーテンを長持ちさせたい
-
室内の紫外線対策をしたい
これらに当てはまる場合、
UVカットフィルムはコストパフォーマンスの高い対策です。
■ カーテン劣化を防ぐ最善策
カーテンが傷む最大の原因は、
窓から入り続ける紫外線です。
-
紫外線はカーテン繊維を破壊する
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レースや天然素材は特に弱い
-
窓で紫外線を止めることが重要
UVカットフィルムを貼ることで、
✔ カーテン
✔ 家具
✔ 床
✔ 室内環境
すべてをまとめて守ることができます。
かながわフィルムでは、
住宅の向き・窓の大きさ・使用環境に合わせた
最適な紫外線カットフィルムのご提案を行っています。
「カーテンの劣化が早い」「室内の紫外線が気になる」
そんなお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
■ まずは無料で診断
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