窓ガラスフィルム用語:遮蔽係数・熱貫流率
用語:遮蔽係数・熱貫流率について
遮蔽係数
3mm厚透明ガラスを1とし、3mm厚透明ガラスにフィルムを貼り付けした場合の室内に入り込む日射量の割合を表します。
日差しを遮る効果を見る指標で、値が低いほど遮蔽効果が高く、冷房負加の低減に効果があります。対比的に表す遮へい係数は、判りやすい指標と言えます
遮蔽係数とは、日射熱をどれだけ遮ぎることができるかを表す数値なのです。
フィルムの遮熱能力は、3mm厚の透明板ガラスの遮蔽係数を基準の1.0として、それよりも数値が小さいかどうかを見ます。
数値が1より小さいほど、日射熱を遮る力がある、すなわち遮熱性能が高いと言えます。
熱貫流率
温度差が1℃ある時、面積1㎡あたり1時間に移動する熱量を表します。
室内外の温度差に起因する熱の逃げやすさを見る指標で、値が低いほど断熱効果が高く、暖房熱が逃げるのを防ぐ効果があります。
単位は「W/m2・K(ワット パー 平方メートル ケルビン)」
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